あなたが立派なS男になるために心がけるべき事
投稿日:2019年3月21日 更新日:
BDSMは日々世界中で実践されているプレイであり、これに初めて挑戦するという初心者は今も日々増え続けています。
その結果、SM人口は増え続ける一方ではありますが、同時に増えてしまうのはさまざまな事故やトラブルです。
初心者として自覚がなかったり、知識も経験も不足している人物がSM調教を雰囲気やノリだけで楽しもうとすると、高い確率で何らかのトラブルが生じてしまうものです。
そしてそのようなことが起こらないようにするためには、正しいSMに関する知識や経験を積むことが大切なだけでなく、基本的なSMのマナーを知っておく必要があるでしょう。
特にSMで攻める側、つまりサディストはその行動に大きな責任が伴うため、立派なS男になるためにはある程度の心がけや守るべきマナーを持っておく必要があります。
ここではそのサド男にとって最低限必要なマナーや大切にしておくべき心がけについて書いていこうと思います。
サド男の権威が及ぶ範囲
たとえSMパートナーである男女が主従関係を結んだとしても、その主従関係がお互いの人生すべての範囲に及ぶわけではありません。
それはあくまでSMプレイはプレイであり、お互いが性的な快楽を楽しむための遊びに過ぎないということを理解しているからです。
こういった点を理解せず、自分は本当に偉い人間なのだとか、マゾ女ならどんな命令でも受けて当然などと考えるのは危険な考え方と言わざるを得ないでしょう。
あくまでSMパートナーの関係はプレイであり、お互い同意の上で共に楽しめる範囲でしか効力はないのだということは、SM調教を実践する前からよくよく理解しておく必要があるでしょう。
先導とサービスの精神
サドはマゾに様々な仕打ちを与える側、つまりはSMプレイにおいて積極的に行動を起こして当たり前の役割と言えます。
なぜならサドが行動を起こさなければ、基本的にマゾは縛られたら縛られっぱなし、裸にされたら裸にされたままなど、ただ恥ずかしい姿になったままで放置される可能性があるからです。
ですからSMプレイにおいてサド側に立った人は、男女共に先導とサービスの精神を持ち、積極的にマゾに快楽を与えるための努力を進めていくべきです。
マゾが望む前から先手を打って新たな責めで刺激を与え、通常のセックスではしないような一方的な奉仕や攻めなどを進めるサービス精神も必要になるでしょう。
そういった心がけがあるだけでもSM調教におけるサドの優位性は自然と高まると共に、サド男としてであればより立派に頼れる存在として認知されるようになっていくことでしょう。
思いやりと根気のある交流
これまでに紹介したような事柄以上に、さらに自分をより良いS男として高めていきたいと考える男性は、プレイ以前に思いやりと根気を持った交流を心がけていく必要が出てくることでしょう。
思いやりと書くと漠然としていますが、これは特にメンタル面で脆かったり、日によってテンションが大きく変わるようなパートナーと過ごす時は特に大切なことです。
日々傷つきやすく誤解等もしやすいパートナーには、常に思いやりを持って接することで、無駄な摩擦やトラブルが起こりづらいためとても重要です。
さらには根気強くできるかぎりずっと相手の傍から離れずに交流を続けていくことで、相手がどのような性格の場合でも、SMを軸にした関係が壊れる確率は低くなるでしょう。
ここまでに書いたようなことはすべてサド男としてのみならず、SM調教ほか、アブノーマルなプレイを嗜む人全てに役立つことだと思います。
くれぐれもプレイはプレイとして割り切りながらも、それ以前に真面目で他人に優しい自分を目指し、良好で愉しい人間関係を多くの人と結んでいけるように努めていってほしいと思います。
執筆者:M女ペディアン