マゾな性癖を持つ女性に潮吹き体験をさせることは、SM調教師としては一つの目標として掲げることが多いものだと思います。
しかし実際にやってみると理解できることではありますが、M女を潮吹きさせることというのは、素人が考えているよりもずっと困難なことなのです。

実際私が知っている限り、本物のM女というのはいつも被虐の快感を求めているものですが、そんな淫売な体質の女でも、こと潮吹きに関してはまったく適性がなかったりもします。
これは潮を吹くということが、その仕組みとして実は性的な欲求とはあまり結びつかないことを原因として起こることが関係していることです。

このあたりの話は少々複雑ですから、今回は女性が潮吹きをする仕組みを学びつつ、M女にほぼ確実に潮吹きをさせる方法というものを考えていこうと思います。

潮吹きで吹く潮の正体とは?

潮吹きは単なる失禁に過ぎない、という話をアブノーマルなセックスに詳しい人はよく聞いたことがあるのではないでしょうか。
これは実際のところほとんど事実であると言えることで、女性が潮吹きをする際にクリトリスあたりから噴出する液体は、成分だけ見ればほとんど尿と同じものなのです。

一部の例では女性が性的に興奮した場合に生じる、あの独特の白濁液が混じる場合も多々あるということですが、ほとんどの場合潮吹きは失禁の一種だと考えていいでしょう。

そのため、潮吹きは男性の射精と同じで、それをしなければ見ることができない特殊な液体を放出する行為なのだ、と考えるのは軽率であると言えるでしょう。

あくまで潮吹きの実際は単なる失禁であり、それを行う際に生じる液体はただのおしっこだと理解しておくことが最初に大切なことではないかと思います。

仕組みが分かればすぐにできること

潮吹きが失禁の一種であるなら、それを簡単に実現しようとする際にすべきことはずばりおしがまプレイです。
おしがまとはおしっこ我慢を略した表現であり、つまりはおしっこを最初から我慢していれば、ただそれだけで潮吹きは簡単にしやすくなるという単純な話です。

実際激しいセックスをしている際に、女性は多くの場合、性器および排泄器官に強い刺激を何度も受けることになります。
そしてその刺激はおしがまプレイをすでに行っている女性にとっては耐えがたいものになり、気分が高まって絶頂を迎えると、無意識のうちに尿を盛大に噴出してしまう場合があります。

そのため、おしがまの末に激しいセックスをする、という単純な流れを実践すれば、それだけでほぼほぼ確実に潮吹きをさせることができるということになります。
もちろん実際にはM女の体質や調教師の調教スキルの具合によってその成功率は変わることと思いますが、一般人が出来るだけ効率よく潮吹きを実現するためには、おしがまが必要なのは間違いないことかもしれません。

潮吹きをさせる意味を問い直す

ここまで理解できれば、意外と潮吹きというのはありきたりなプレイに思えて、実際これからそれを定期的に楽しもうなどと考えてしまいがちです。
しかし実際のところ潮吹き体験というものは、その性質上、女性の身体と精神に大きな負担をかける場合が多いということも覚えておかなければなりません。

なにせおしっこを限界まで我慢させられた挙句、それを無意識に勢いよく出してしまうまで激しく責められるわけですから、M女側の負担は相当なものだとすぐに分かることでしょう。
よって潮吹きの仕組みとそれをほぼ確実に実践する方法を理解できた調教師は、まずマゾ女の意志や体調を丁寧に確認し、上手く調整することを真剣に考えるものです。

潮吹きはたしかに人気SMプレイの一つと言えると思いますが、それを満足いくまで楽しむためには、マゾ女性に対する気遣いが必要だということをよく理解しておく必要があると言えるでしょう。