海外のBDSM業界ではわりと広く用いられているSM調教アイテムとして開口具というものが挙げられます。
開口具は一般的にアングルワイダーやマウスワイダーと呼ばれ、より定義を広く捉えれば、ボールギャグやリングギャグも開口具にカテゴライズすることができます。

これらの開口具は基本的に医療現場で用いられることが多かったものであるため、これの利用は単なるジョークグッズの利用よりも大きな効果が期待できます。
特にアングルワイダーは歯茎まで全て露出させることができる道具であり、これを使用すると顔全体が大きく歪むほどに強制的に唇を大きく拡げることができます。

このてのプレイに魅力を感じる人の多くは、そういった顔面崩壊と呼ばれる現象を心から楽しんでいる傾向があり、いわゆるサディストと呼ばれる人たちにそういったプレイは好まれる傾向にあるようです。
そのため開口具はそれを用いる人がサディストである場合、SM調教の中で複数のテクニックと共に用いるのが最良であると言うことができます。

たとえば緊縛と開口具は併用する価値の高いものとしてマニアの中でよく知られていますが、特に自縛と共に開口具を用いるのは最良の選択と言うことができるでしょう。
そこでここでは開口具を用いて自縛女をSM調教する最適の方法とその魅力について解説していこうと思います。

全身をカバーできる調教方法

自縛だけではなく緊縛というものは基本的に顔や頭部に用いることはほとんどありません。
これは頭部やその近くに繊細な器官が集中していることが理由であり、特に首や眼の近くに縄をかけるような行為は絶対禁止と考えた方が良いでしょう。

そしてこれが分かるとその流れから自然に分かるのは、どれだけ緊縛を究めても、緊縛一つで全身を拘束、調教することは難しいということです。
そこで上手く用いることができるのが開口具であり、これを用いれば頭部を拘束、調教、辱めることが可能になります。

開口具を装着した女性の口からはダラダラと涎が流れ続けますし、その無様な見た目は顔面崩壊という呼び方で多くのサディストに魅力的なものとして受け入れられています。
緊縛のみならず自縛によってマゾ女にマゾ奴隷としての自覚を持たせることに成功した人は、続いて頭部の調教がまだ足りていないと気づく人が多いことでしょう。

そのような時に途端に価値が輝きだすのが開口具であるため、全身を調教したいと願う完璧主義なSM調教師にこそ、開口具は特におすすめしたい調教アイテムであると言えます。

使用自体はとても簡単

ただ口に装着するだけで利用可能な開口具は、特に専門知識も要らずに使えるアイテムと言うことができます。
実際ある程度品ぞろえが充実しているドラッグストアなどでも気軽に購入できるため、実際の導入も利用も初心者が考えているよりはずっと簡単だということは覚えておくと良いでしょう。

人によってはサイズが大きすぎたり形が合わなくて装着に苦労する場合がありますが、そういった場合で痛みを感じたりネガティブば気持ちになるようであれば、開口具の利用は中止した方が良いでしょう。
たとえマゾヒストに対する調教の一環だとしても、相手の身体に無駄な苦痛を与えるだけだと判断したなら、続けてSM調教の中止も判断する勇気を持つのが調教師の仕事の一つだということは自覚しておきましょう。

特に自らの身体を自分で率先して縛ることのできる、よく出来たマゾ奴隷ほどどんな仕打ちも我慢しやすい傾向があるため、極力調教を行う側が相手の健康に配慮しながら調教を進めていく必要があるのです。
開口具と共に上手く緊縛を活用して、全身を調教師に犯され愛される快楽をマゾ奴隷に与えられるように、世のサディストはもっと実際の調教プレイで開口具を用いるスキルを上げて行ってほしいものです。