乳首といえばM女でなくとも男女ともに人間の性感帯として最もポピュラーなポイントの一つ。
そんな乳首でも時には刺激する事によってオーガズムに至る事もあるのだそう。
最終的に女性をイかせるのはクリトリスや膣内などのGスポットがメインになるのが一般的ですが、乳首でイかせる事は可能なのか。
可能だとすればその方法とはどんなものなのか、まとめてみました。

乳首イキは人それぞれ

乳首イキが実在するか否かの答えは、人の感じ方によって異なりますが、可能ではあります。
もともと乳首では感じない女性も居れば、敏感すぎて普段から刺激されないようにニップレスを付けている人まで千差万別。
感じない人でも開発すれば乳首イキが可能になるかと言われればそうでもない部分があるので断言はできませんが、それでもまったくの不可能というワケではありません。

乳首を知る

乳首で感じたり、性感帯であることにはちゃんと理由があり、
このメカニズムを知っているだけでも乳首でイカせるテクニックを掴むのに重要な要素になりえます。

乳首とは、感覚神経が密集している箇所でもあり、ポイントとして説明しておきたいのは
「マイスネル小体」と「パチニ小体」という2種類。
この神経を開発する事で、乳首イキは飛躍的に可能性を高めます。
二つの小体(触覚)はどこにあるのか、どういう働きをするのか、以下にまとめました。

マイスネル小体

乳首の表面全体にある感覚神経。人体の箇所としては極小である乳首に、この神経は密集しています。
この神経器官は重なり合って密集しているので非常に弾力性があり、外部からの圧力に対しては敏感に反応します。
乳首表面の全体に密集するこの器官を優しく撫でたりつまんだり圧を与える事で、より外部からの刺激に対する感度を上げていくことが出来ます。
優しく愛撫するのが重要で、S男で在る以上多少は乱暴に噛んだりつねったりしたくなるかもしれません。
ですが、あまりにも強い刺激を繰り返すと、逆に乳首はマヒして感じ難くなるので注意しましょう。
ヒマして感じにくくはなりますが、少し強引な方法で感度を上げる方法もありますので、そちらは後述します。

パチニ小体

パチニ小体という器官はマイスネル小体のさらに奥にある圧覚。乳首に加わる刺激や振動までも感じ取ることが出来る神経です。
この神経はより敏感で、乳首に触れていない1センチも離れた場所の振動ですら感じ取ります。
これを開発するには、乳首の奥深くへも刺激を与える事が必要。
同様に、あまり乱暴にはせず通常の前戯で行うような吸い付きで刺激したり、トントンと突いたり、甘噛みやローターの振動を押し当てるのも効果的です。

これらの開発はすぐに完成するものではなく、長い時間をかけてゆっくりと目覚めさせていく必要があります。
2日に一度、両器官をイメージして刺激する事で、少なくとも1か月後には効果が表れるといわれています。

強引に開発する

よくあるAVでは、洗濯ばさみや挟む力の強そうなクリップで乳首を強烈に責めているシーンが見受けられますが、この方法では神経を破壊しかねません。
ところが、破壊された神経は再生します。
再生する際は防御作用が働いて以前より多くの細胞が作られるため、より感じやすくなっていくのも事実。
荒行にはなりますが、SMプレイ上ではこちらの方法が心も体も満たされる気がしてなりませんね。

乳首イキまでの基本ステップ

乳首の感じ方は人それぞれあり、大きさやもともとの感度など様々な要素で乳首イキが可能になるのか、開発期間はどれぐらいか、などは異なりますが基本的な流れは同じと考えます。
どのステップに時間を割くか、どこを省略するかの違いなだけで、大筋の流れを抑えていれば、あとは相手に合わせてじっくり開発していけば乳首イキは可能になるでしょう。

指の愛撫

爪は立てず、指の腹で乳首を撫でてマイスネル小体を軽く刺激していきましょう。
パチニ小体の刺激も意識しながら少し押すように、優しくゆっくりと円を描きます。
イメージとしてはゲームコントローラーのスティックを人差し指でくるくると操作する感じです。
この時は乳首以外に体が触れないように、乳首への刺激を集中できるようにしてあげましょう。

強さを変えながらつまむ

指の愛撫よりも少し刺激を上げます。
パチニ小体の最も感じる刺激は圧を掛ける事なので、こちらもゆっくりと強弱をつけながら摘まみます。
同じ圧では効果が薄いので頻繁に強弱をつけてあげましょう。

ひねりを加える

乳首の根本を絞るようなイメージで、乳首表面に変化を与えるのも効果アリ。
こちらも優しくマメに繰り返します。

振動を与える

ローターなどのアダルトグッズも、乳首の先端にだけ当てる感じで振動させれば、奥にあるパチニ小体を刺激できます。
電マなどの大きなアイテムでも代用できますが、乳輪や乳房まで押し付けるのではなく、乳首の先っちょだけをとらえてください。
また、音の振動にも効果があると言われており、言葉責めと併用して行うとより効果があるという見方もあります。

これらの工程を繰り返し、女性の反応を見ながらどのポイントが一番感じているかを観察しながら開発時間の配分を決めていきましょう。