これさえ覚えておけば誰でもできる!初心者向けのアナル拡張講座!
投稿日:2020年2月29日 更新日:
そもそもアナル拡張とは何か?
アナル拡張とは、AF(アナルセックス)する前の下準備や、SMプレイの調教などで行われる行為の事です。
未経験者、まだまだアナル経験が未熟な人がアナルでの快感を得るためには、ゆっくりと時間をかけてその名の通り肛門の筋肉をほぐし、より太さのある異物を挿入できるよう拡張していきます。

充分にアナル拡張することで、挿入時の痛みや外傷を防ぐことができる他、SMプレイで重要な背徳感や羞恥心などの精神面への効果も高めます。
未経験者が良く考えがちな間違った情報として
「拡張したアナルは元に戻らず広がったまま」
「アナル拡張すると下痢になる」
「肛門が緩くなって日常的に漏らすようになる」
といった不安があるかと思います。
今回はそういった不安を解消する、アナル拡張の方法と広がった後の戻し方についてまとめてみました。
拡張したアナルは戻らない?
よく見るアナルセックスのAVでは、行為が終わった後にペニスを抜いたら腸内の様子が分かるぐらいアナルが開いています。
アナルセックス直後はこのようにぽっかりと空いているのが当然ですが、通常であればすぐに元に戻っていきます。
臀筋群(でんきんぐん)という肛門を引き締める筋肉が外傷によって機能しないほどダメージを受けない限り、拡張で広がりっぱなしになるという事はありません。
アナル拡張すると下痢になる?
臀筋群(でんきんぐん)がアナル拡張によってしっかり鍛えられていないとアナル拡張後やアナルセックスの後に漏れてしまう事もあります。
肛門を引き締める力が弱いことが漏れてしまう理由なのでちゃんとお尻に力を入れるトレーニングを行うか、しばらくアナル拡張やアナルセックスをやらないでおくと漏れも治ります。
アナル拡張後の戻し方
先述の通り、アナルを引き締める筋肉・臀筋群に障害が残るほどのダメージを受けない限りは、緩んで漏れやすくなったとしても元に戻ります。
個人差はありますが、拡張を行ってアナルが広がる事に慣れてしまい、緩みきった状態になったとしても何日か拡張やプレイを中断することで問題なく通常の引き締まりに戻っていきます。
安全なアナル拡張での広げ方
アナル拡張やアナルセックスで大事なのは肛門や腸内にダメージを与えない事と衛生面です。
アナルでの性行為は肛門や直腸内を傷つけてしまうリスクがあり、
損傷の度合いによっては人工肛門を装着しなければならない障害を背負ってしまう危険性も、方々から警告されていることと思います。
そうならないために、アナル拡張の方法についてしっかり理解し丁寧に実践することが重要です。
以下に最低限守って欲しい手順を挙げてみます。
アナル洗浄
衛生面の観点から考え、まずはアナルや腸内の大便を洗い流して清潔を保ちましょう。
便意は無くても大腸には大便がたまっている事もあります。そこで、浣腸によってすべて出し切る事が肝心です。(イチジク浣腸等、ドラッグストアで購入出来ます)
残った大便をすべて出した後は、ぬるま湯で腸内にこびりついた便もしっかり洗い流しておきましょう。
指の洗浄
アナル拡張時にオススメされる器具やアダルトグッズも販売されていますが、自分の指で行うのがオススメです。
指には空気中の雑菌などが表面や爪の間に付着しているので、その指を体内に入れてしまうのは危険です。
しっかりと消毒殺菌し、肛門や腸内を傷つけないように爪も短くカットしておきましょう。
指にコンドームなどを付けるのも安全性を高めます。
リラックスできる体制になる
一般的には横向きで寝転び、足を体の内側に曲げて胎児のような体制が適しているといわれます。
実際に指を肛門へ入れようとすると、無意識に抵抗しようと力が入るので、自分がリラックスできる体制に随時変えていきましょう。
指をゆっくり入れる
最初は中々入らなくて当然です。いきなり入れようとするのではなく、肛門を指の腹で押して筋肉をほぐすように慣れさせましょう。
ムキにならず、落ち着いて深呼吸や休憩をはさむなど緊張感を解くことも大事です。
少しずつ、指の先端が入るようになったらローションを使って滑りをよくし、焦らずに指の関節をまっすぐにのばしたまま、順調に入れていきましょう。
アナルを慣れさせる
第一関節ぐらいまで挿入が可能になったら、肛門の筋肉へ、外部から挿入するという事を覚えさせるように慣れさせましょう。
ゆっくりミリ単位で指をピストンさせたり肛門に力を入れて外肛門括約筋を鍛えたり、物が入る事に抵抗感をなくすことがポイントです。
これを繰り返すことで次第に肛門が広がり開発が進んでいきます。
拡張
指の挿入が慣れてきたら人差し指と中指をアナルへ入れてみるなど、太さのレベルを上げて拡張していきましょう。
痛みや入り辛さを感じたら無理をせずに指一本の挿入に戻すか、アナルを休ませます。
短時間で拡張しようとはせず、何日かかけてじっくり進めてください。
※このような流れでアナル拡張を行なっていきます。
アナルグッズとはどんなものか、そちらも合わせて書いていきます。
アナルビーズ

複数の玉を連ねた性具で、アナルパール(真珠)と呼ばれたりするものです。使い方はお尻の穴に差し込み、ゆっくりと、はたまた素早く出し入れして使用するものです。柔らかいシリコンゴム製やガラス製の物があったり、電動タイプの物があったりと初心者の方から上級者まで幅広く対応しているアナルグッズですね。玉のサイズも一つ目から徐々に大きくなるものや小さい物などの種類が多く、初めてで不安な方は小さいところで楽しんで、物足りなくなればさらに大きいものを深くまで、と段階を追っていけるので永く楽しむにはとても良いです。
エネマグラタイプ

アダルトグッズ販売店などでよく見かける、前立腺マッサージ。先述のアナルビーズでもそうなのですが、アナルに挿入して何故快感を得られるのかというと、排泄の感覚に近しいというところと、この前立腺が刺激されることによるものなのです。そしてこのエネマグラタイプのアナルグッズにより、前立腺への刺激の認知度は爆発的に高まりました。アナルビーズやディルド、一般的に想像されるバイブレーターに比べると特殊な形状をしていて、アナルに挿入したときに突起している部分が前立腺を刺激する、と言った道具です。元々は医者が古い前立腺液を搾り出すことを目的に指の代わりに開発されたものなので、アナルへの異物の挿入が不安な方も安心して使用できますし上級者でも愛用されている方は多いです。
アナルプラグ

アナルビーズやエネマグラタイプのアナルグッズは長さがあったり特徴的な形だったりでどうにも挿入出来るのか心配というあなた。このアナルプラグから初めてみては如何でしょう。聞きなじみがないかも知れませんがこのアナルプラグこそ入門とも言われており、アナルへの挿入量を大きくするために用いるものです。長時間の使用によっていわばお尻の穴を拡張と言うか慣らしておくためのもので、このアナルプラグ自体でも快感を感じることが出来るのです。
アナルグッズの選び方
大きさで選ぶ→まずは小さめのサイズから選ぶ
素材で選ぶ→材質を考えてみる
形状から選ぶ※中級者~
前立腺への刺激が容易な形状で考える
実用した際の広がりを想像する
アナルグッズについてのまとめ
これからアナルグッズを使うならまずは小さめのシリコン製から

アナルプレイに興味はあるけど何が良いのか分からない、というあなたの参考になりましたでしょうか。ニッチなようでも様々な種類があるアナルグッズ。これから始められるのであれば、無理のないサイズの物を選ぶこと、材質もなるべく柔らかい質感のシリコン製などのアナルビーズをおすすめします。アナルへの挿入に慣れてきましたらサイズを大きくしたり、前立腺への刺激を狙ったエネマグラなどにしていくと良いでしょう。
執筆者:麗嬢U子