「あぁっ…!もっとイジメてぇ…!!」

両足を押っ広げ、パイパンマンコを晒す女。そのワレメからはトロトロと中出しザーメンを垂れ流し、被虐に歓ぶ。

俺がナンパしたのは清楚で大人しそうな雰囲気の女だったのにこんな本性を隠し持っていたなんて。
嬉しいよりも興奮よりも戸惑いの方が大きかった。けれど確かに俺の中で新たな嗜好の扉が開く音がした。

俺は普通の恋愛は向いていないように思う。彼女を作っても数ヶ月もすれば飽きてしまうし、相手に合わせて自分の時間を犠牲にしたり価値観について話し合ったりするのも面倒だ。そして何より色んな女と後腐れなく寝たい。

だから俺は特定の彼女を作るよりもナンパして引っかけた女と適当に遊んでいる方が性に合っていた。
下らないデートに付き合う必要もないし、ヤリたい時だけ会えばいい。飽きたら疎遠にするだけ、面倒な別れ話なんて不要だ。

ナンパ方法は様々。街中で好みの女がいればとりあえずダメ元で声をかけてみるし、確実に引っかけたいならクラブやイベント。他にもバーや居酒屋で声を掛ける事もあるし、時にはアプリを使う事もある。

ナンパを長く続けていると自然と落ちそうな女が分かってくる。そういう女を狙うと大抵は上手くいく。
また、俺は第一印象で良く見られる事を重視しているので、チャラい系というよりどっちかというと真面目で爽やか系の雰囲気を出せるように意識している。そのおかげかここ最近の成功率は8割9割だ。

そして今回知り合った女は街中で声をかけた相手だった。
黒髪に大きな目が印象的で芸能人で言うと広瀬すずみたいな雰囲気。
好みのタイプだったし、当てもなく一人でぶらついているような雰囲気に直感的に上手くいきそうな気がして声をかけてみた。

直感は当たった。お茶に誘うと少し躊躇いを見せるも拒否される事はなかった。
近くにあったカフェへ入る。
話してみて分かった事といえば名前はエミ。20歳の大学生でこの日は暇だから一人ウィンドウショッピングをしていたらしい。
おっとりした口調に自分からはあまり言葉を発しない、けれどはにかむように笑う仕草が可愛い大人しそうな性格。これが彼女の印象だった。
直感的に声をかけたとはいえ、こういう子がこれほど簡単にナンパについて来るのは珍しい。それだけに、世間知らずのお嬢様なのか、男性慣れしていない恋愛経験の乏しい女なのだろうとこの時は思っていた。

話は彼女の人となりから趣味の話へ移る。正直女の趣味の話なんて興味がないけれど、距離を縮めるのには不可欠な要素だ。
彼女の趣味はカラオケだと言う。俺はラッキーだと思った。この後二人きりになれるカラオケボックスに誘いやすいからだ。
俺は特別カラオケ好きではないけれど話を合わせてカラオケ店へと誘った。よっぽどカラオケが好きなのか彼女はすぐにOKしてくれた。

カフェを出ると俺は冗談めかして手を差し出した。あらたまって“手を繋ぎたい”と打診するより、こうした方が抵抗なく繋いでくれる可能性が高い。
そして何よりこの時点で手を繋いでおけばカラオケボックスに入っても自然な流れで手が繋げるし、そのままエロい事がしやすくなるというメリットがある。ナンパに慣れた男がよく使う手だ。

照れながら差し出した手を取る彼女に俺はカラオケセックスの成功を確信した。

カラオケボックスに入りドリンクが揃うと、彼女が歌い始める。好きというだけあって上手だった。でも俺にとってそんな事はどうでもよくて、デンモクをいじるフリをしながら彼女と距離を詰めた。
最初は手を握って、体を近づけて反応を見る。特に嫌がる素振りは見えなかった。
彼女が歌い終わると俺もカラオケに誘った手前、一曲だけ歌う。その間に彼女の腰へと手を回す。俺を見る彼女の表情に嫌悪感はない、この先も続けていい事を意味していた。

腰に回した手をそのまま胸の方へ移動させ、服の上から弄ってみる。彼女は少し身じろぎしただけで抵抗する事はなかった。
歌い終えると本格的に脱がせにかかる。ブラウスのボタンを外し、ブラジャーの中へ手を差し入れ、親指の先で乳首を弄りながら胸を揉みしだいた。

「やぁ…っ」

彼女は小さく喘ぐ。スピーカーからは彼女が選曲した曲が流れているけれど、彼女ももう歌う気はなくなったようだ。

キスをして上半身を愛撫しているうちにズボンの中ではチンポが窮屈そうに張り詰める。

「ここでしていいよね…?」

スカートに手を滑り込ませ、パンツを脱がせようとした時だった。
彼女が激しく首を横に振った。ここまで一切拒否する素振りを見せなかったのにここに来て初めての拒否反応。ここまでしておいてそれはないだろ、と苛立ちが募る。
けれど彼女の口から意外な言葉が飛び出した。

「ここじゃなくてホテルの方がいい…」

行為自体を拒否されたわけではない事は分かったけれど、今すぐしたい俺としてはまた移動するのも面倒だし、ここでさっさと挿入してスッキリしたかった。

「なんで…?店の人にバレるのが嫌…?それなら分からないようにするから…」
「そうじゃなくて…」

何とか説得しようと試みたが彼女は折れなかった。そして彼女は驚くべき告白を始めた。

「…SMみたいな事されたいから…」
「ここじゃ出来ないよね…?」
「だから…ホテルがいいなって…」

想定外の告白をされた俺は戸惑った。
まずSMなんてした事がない。知識としては何となく知っているけれど、興味がなかったし今までそれを求めてくる女もいなかった。
それだけに俺がSMなんて出来るだろうか?何か面倒そうだしこのまま放流する?いやいや、容姿は結構好みだし、チンポはやる気満々だ。さすがに放流はもったいない。セックスを拒否されているわけじゃないんだから、彼女の期待に応えてみてもいいんじゃないか。

と考えを一巡させたところで俺は彼女の希望通りホテルへ移動する事にした。

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