質の良いマゾ女と出会い、彼女と共に長く楽しくSM生活を過ごすことが、SM調教師としては一番の目標ではないでしょうか。
近頃ではSM専門の出会いサイトを活用していけばマゾな性癖を持つ数多くの女性と出会いやすくなっているため、少しの出会うための努力だけで多くのマゾ女性と楽しい関係が結べることを覚えておかなければいけません。

そしてその上で望むものといえばやはりマゾ女性それ自体の質の高さではないかと思います。
たとえば世間でもっとも高品質と呼べるM女なら、ハードSMプレイは難なく受け入れるような体質、性格を持っていないといけないでしょう。

また、自ら進んでSM調教を受けていくという姿勢を大事にしている人物でなければなりません。
と考えると、ここで一番理想的なマゾ女性として浮上してくるのはやはりなんといっても自縛プレイができるマゾ女ということになるでしょう。

自縛のやり方をマスターし、それを積極的に使っていく女というのは、いわばプレイを始める前から調教師に全てをゆだねる意志と自信を持っている女ということになります。
そんな自縛を極めた女との性生活は男性優位なプレイが多いものになりがちであり、これは一見すると危険なことですが、よくよくSM調教を熟知したSMパートナー同士であればある意味理想的な関係と言えます。

そのため長年SM調教を実践してきた上で、より良いマゾ女性を求めている人が居るとするなら、彼はマゾ女性を選ぶ際には必ず自縛手法を理解した人物を選ぶ必要が出てくるということです。
今回はそんな卓越した技術を持つSM調教師には不可欠な、自縛に慣れた本物のマゾ女が実践している自縛方法をいくつか紹介し、あなたが今、または将来出会うMな彼女が覚えるのに便利な自縛方法をいくつか解説していきましょう。

腕のある者ほど無理をしない

優れた自縛経験を持つ女性というのは、素人が考えている以上に神経質であり、臆病であり、慎重です。
なぜなら何度も緊縛体験を味わってきた人なら必ず一度は、縄を自分の体に巻くということの恐怖を味わっているからです。

たとえばほんの少し試しに自分で自分を縛ってみたら、思いのほかなかなか外れないようになって焦り、不安な状態で数分過ごした経験があるという人は多いでしょう。
また、男性から受けた緊縛調教が下手だったために、筋肉や神経の一部が一時麻痺したことがあるという恐ろしい事故を経験したマゾ女性もかなりの数居るものです。

このように緊縛行為というのは常に危険と隣り合わせなのだということは、緊縛についてマジメに学んでいる人なら必ず知ることになる部分です。
ですから自縛のみならず緊縛調教全般について知識も経験も多い女性というのは、緊縛の恐ろしさや危険性を何度も自分で再確認し、その上で絶対に無理のない緊縛しか行いません。

たとえば緊縛の中では一番簡単な部類の縛り方には体の前で手首を軽く縛るというものがありますが、自分ひとりで自縛を楽しむ際は大体この縛り方を基本に行うことが多いようです。
これは常に自分で目視できる部位で縛ることで、いつ何時も緊急時にはすぐに自力でその縄を解けるようにしておくためです。

ただもちろんこういった縛り方も危険がまったくないというわけではないため、常に押し付けるだけで縄を切ることができる道具などを傍に置いた状態でプレイを楽しむなど、様々な工夫が必要になります。
こういった出来る限りの安全対策、無理のない緊縛方法を選べる女性こそ、自縛慣れした女性と言えるのです。

そのため、自縛行為を自ら学ぼうとしているマゾな女性を手にすることができたなら、彼女にはくれぐれも無理をしないこと、事故には十分気を付けることを最初に忠告しておく必要があると言えるでしょう。

優れた緊縛は見た目にこだわる

前述の緊縛における安全対策を考慮した結果、緊縛行為に拘束よりも美しさを追い求める女性が多いのも注目に値するところです。
たとえば全身を縛る際にはどうしても腕や脚の自由を封じ込める緊縛に意識が向いてしまいがちですが、あえて胴体を美しく魅せるための、亀甲縛りや菱縛りだけを行う女性もいます。

そういった女性は自分の体を美しく魅せる術をよく理解しているだけでなく、緊縛プレイを行う際のコストパフォーマンスも考慮しているためとても賢いマゾ女性だと言えるでしょう。
特に自縛は事故が起きやすい行為ですから、男性を喜ばせるために無理のある過激な緊縛をするのではなく、ひとまず見た目として男性を魅了する緊縛を重視するという考えはとても賢明なことです。

しかも見た目の上で美しい緊縛というのは実は単純に体を拘束する方法よりもずっと手間と技量を必要とするため、これをすんなりと一人でやりきってしまうマゾ女性は明らかに優れた緊縛技術を持っていると見て間違いないかと思います。
緊縛の魅力はなにも人を縛ることだけにあるのではない、ということをよく知っているマゾ女性と出会えば、調教師は日々事故に対する不安やただただ過激化する一方の自分、どちらからも上手く逃れることができるでしょう。

自縛プレイというのは奥が深い分危険なものであるということだけは必ずSMパートナーが共に理解しておいてください。
その上で安全かつ美しく、お互いが楽しめる自縛とは何かについて、じっくり話し合う時間を設けてみてもいいかもしれません。